抄録
本学会は,製品化を視野に入れた応用研究からプロトタイプの製作,製品開発までを領域とし,その領域における研究,開発を推進する学会として,2012年に設立されました。
中国をはじめ諸外国が目覚しく発展する中,日本産業が生き残り,発展するためには,オリジナリティ溢れる先進の製品を常に世界に向けて出し続ける必要があります。そのためには,企業と高等教育機関の連携が重要です。しかし,実際のところ,大学と企業ではスピード感が大きく異なります。また,大学は論文偏重主義の傾向にあり,実用化,製品化には価値を見出せない人も見受けられます。日本産業の生き残り,さらには発展のためには,企業と高等教育機関が同じベクトルを向く必要があります。
本会は,製品化を視野に入れた応用研究からプロトタイプの製作,製品開発までを領域とし,その領域における新規性,有効性を評価する学会です。果たして本学会は社会に貢献できたのか。ここでは,本学会の5 年間の歴史と今後の方向性について講演します。