抄録
本研究では、断続的な低酸素環境下におけるニワトリ胚の体動変動を調べた。13回の実験を行い、解析可能なデータを得た。孵卵条件となる温度を満たした後、18%O2-30min:21%O2-30minの間歇性低酸素環境を構築する。構築した低酸素環境にニワトリ初期胚を曝露させ、CCDカメラで直接撮影した。その後、画像処理により体動を解析した。その結果、短期的な低酸素環境による影響は観察されなかったが、間歇性低酸素環境に長期間曝露した場合の影響と思われる特徴的な体動の周期的パターンが観察された。 しかし、これは一例であり、確証はない。今後の研究では、より多くの分析可能なサンプルを入手し、同様の体動パターンが観察されるかどうかを調査する必要がある。