産業応用工学会全国大会講演論文集
Online ISSN : 2424-211X
2024
会議情報

水熱合成法を用いて作製された酸化亜鉛粒子の質量分析応用
*藤田 大翔*竹田 光志*宮里 朗夫*山田 悟*仲林 裕司
著者情報
会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 61-62

詳細
抄録
本研究は、水熱合成法により酸化亜鉛(ZnO)粒子を合成し、質量イオン化を支援する機能性材料としての応用を試みた。合成されたZnO粒子は多結晶構造を有し、紫外波長領域に強い吸収特性を示したことから、表面レーザー脱離イオン化法の支援剤として利用した。その結果、測定試料のポリエチレングリコールの質量イオン化能が支援剤を用いない場合と比較して大きく増大したことから、ZnO粒子は分析分野へ応用できることが実証された。
著者関連情報

この記事は最新の被引用情報を取得できません。

© 2024 一般社団法人 産業応用工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top