抄録
近年,監視カメラは商業施設や工場のみでなく,街のあらゆる場所で見かけるようになった。しかし,一般的な監視カメラでは異変が起きた後にカメラ映像を確認することが多く,長時間の映像を見返す必要がある。この問題を解決するため,監視カメラにAIによる画像解析技術を用いるシステムが普及し始めている。これらのシステムの多くが,AIによって監視カメラに映った物体を検出・識別して,その結果を専用のソフトや電子メールで担当者に通知するようになっている。一方で,社内外での情報共有やコミュニケーションの手段として,電子メールよりもビジネス用チャットツールの利用が増えている。そこで,本研究では不審者・不審物を検出・識別した結果をビジネスチャットに自動通知するシステムを開発する。提案手法により,リアルタイムに不審者・不審物情報を適切な人・グループで共有することができ,適切な対応を迅速に行うことができる。