建設マネジメント研究論文集
Online ISSN : 1884-8311
積雪寒冷地におけるポットホール補修合材の耐久性分析
藤原 栄吾小濱 健吾貝戸 清之小林 潔司沢田 康夫
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2008 年 15 巻 p. 239-247

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抄録

積雪寒冷地の道路舗装では, 冬季の除雪対策として散水が行われることがある. その結果, 路面は常に滞水状態におかれることが少なくなく, ポットホールが多発する要因となっている. ポットホール等の路面異常に対しては, 通常補修合材を用いて迅速に応急補修がなされるが, 補修合材本来の性能を発揮するだけの施工条件を満たすことが難しく, すぐに合材が剥離してしまう事例が多い. したがって, 積雪寒冷地の維持管理では, 積雪寒冷地に適した補修工法, 補修材料を選定していくことが必要となる. 本研究では, そのための基礎検討として, ポットホールの補修に用いられる補修合材の耐久性を統計的見地から考察する.具体的には, ポットホールの発生過程をワイブル劣化ハザードモデルで表現し, 積雪寒冷地の一般国道に生じたポットホールに関する点検記録および補修後の経過履歴データを用いてモデルの推計を行うとともに, 補修合材の耐久性を実証的に分析する.

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© 社団法人 土木学会
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