地震工学研究発表会講演論文集
Online ISSN : 1884-8435
ISSN-L : 1884-8435
桁の回転慣性ならびに偏心がT型橋脚の地震時挙動に及ぼす影響
阿部 雅人, 藤野 陽三
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1997 年 24 巻 p. 1005-1008

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抄録
都市内高架道路橋によく用いられるT型橋脚は, 天端の水平変形が回転と連成するため, 桁部分の回転慣性が応答に影響を及ぼす可能性がある. また, 偏心があった場合, 鉛直動と回転が連成することによる影響も生じうる.そこで, ここでは, 回転慣性や偏心の影響を考慮した弾塑性動的応答解析によって, その応答に及ぼす影響を検討した. 解析にあたっては, T型橋脚の基部が塑性化すると仮定し, 橋脚を鉛直ならびに水平動を同時に受ける1自由度としてモデル化した. 解析の結果, 弾性領域に留まる限りは回転慣性ならびに偏心によって応答は大きくは変化しないが, 塑性化する場合には, 偏心の影響により, 最大応答ならびに残留応答が偏心の方向に大きく増大することが示された.
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