日本森林学会大会発表データベース
第133回日本森林学会大会
セッションID: P-032
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学術講演集原稿
一般住民の花粉症シーズン中の森林散策の実施状況:J-MICC Study大幸研究
*森田 えみ, 川合 紗世, 若井 建志
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抄録

【目的】森林症シーズン中に、花粉症の人が森林に行くと症状が悪化する可能性がある。よって、避けることが推奨されているが、東大千葉演習林の来訪者では、花粉症がある人でも約2/3が花粉症シーズン中でも森林に行くと回答していた。一般集団では不明のため、実態を明らかにすることを目的とした。

【方法】日本多施設共同コーホート研究(J-MICC Study)大幸研究に参加した2,114名(男性630名、女性1,484名、平均年齢52.2±10.5歳)を解析対象とした。統計解析はχ2検定を行った。

【結果】花粉症があると回答した人は935人(44.2%)、ないと回答した人1,179人(55.8%)であった。花粉症がある人のうち、元々森林には行かない387人を除外して解析したところ、花粉症シーズンでも森林に行く人は260名(47.4%)、避ける人は288名(52.6%)であり、半数近くの人が行っていることが明らかになった。理由としては「森林に行くのが好きだから」がと最も割合が高かった(26.9%)。行く群の特徴としては、行かない群に比べて有意に普段の症状が軽く(p<0.001)、森林に行っても症状が悪化しない割合が高かった(p<0.001)。行動リスクについて更に周知する必要があると考えられる。

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