抄録
環境家計簿の取り組みは短期的には有効であるものの, 長期的に取り組むことは難しいとされている. その一因として, 画一的な形式で面白みに欠けることが挙げられる.
そこで, 本研究では取り組みやすい環境家計簿として想起型環境家計簿を提案し, その可能性を探ることを目的とした.
研究の方法として, 想起型環境家計簿「環境日めくり日記」を試作し, モニター調査を実施した. 調査結果から, 被験者を4つのタイプに分類し, 「環境日めくり日記」に向く主体を明らかにした. 結論として, 主体の段階に応じ, 主体に適した独自の環境家計簿が形成されていくタイプの環境家計簿を提案した.