抄録
本研究では、朱雀第三小学校を事例に、小学校の「総合的な学習の時間」においてWebGISを用いたデジタルとアナログの教材を組み合わせて環境学習の効果を明らかにすることを目的とする。観察結果を詳しく登録できて場所や内容をすぐに検索できるWebGISは生き物学習を深めること、大きな紙地図を用いた学習は環境全体を正確に認識してグループワークを促進すること、ビデオレターを用いた学校間交流は、表現する力を身につけ、地域によって棲む生き物の違いを気づかせる学習効果があることを明らかにした。そして、環境学習を推進するために、WebGISを用いた教員、学生、地域住民や専門家の3者による授業運営体制を提案した。