環境システム研究論文集
Online ISSN : 1884-8125
Print ISSN : 1345-9597
ISSN-L : 1345-9597
ODA水供給プロジェクトにおける自立発展性評価に関する手法の開発
フィリピンの事例から
中園 隼人山田 淳Victor S. MUHANDIKI伊藤 章夫小林 祐太村上 創一
著者情報
ジャーナル フリー

2007 年 35 巻 p. 173-179

詳細
抄録
近年, ODAの質の向上及び説明責任の確保のため, ODA評価の重要性が再認識されている.本研究は各援助機関で重要視されている水供給プロジェクトについて, DAC評価5項目の自立発展性に関する評価手法を持続性と発展性の2側面から提案する. これまで, 自立発展性は援助終了後プロジェクトで発現した効果が持続するかの持続性の側面として位置付けられてきた. しかし, ODAは発展途上国の自立を促す役割も果たすべきであり, 事業が新たな展開を遂げるポテンシャルを有するかの発展性の側面も盛り込むべきである. フィリピンの地方都市にて, 受益者に対するアンケート, 関係者に対するインタビュー, 水源から水栓までの施設調査および水質分析, 検針水量データ収集を行った. その調査結果を踏まえ, 自立発展性評価手法を検討し, 手法の適用可能性を検討した.
著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top