抄録
近年、光ディスクの記録密度は増大しており、光ビームの制御精度を、より高くすることが必要である。このため、光ディスク装置のサーボ帯域は従来より広いものが要求され、ディスクを含む機構部はサーボ帯域を制限するような大きな共振ピークを持たないように設計する必要がある。一方、光ディスク装置を構成する機構部品は、小型薄型化の要求から、一般に剛性が小さくなり、軽量化されるため、振動抑制の点からは不利な設計をせざるを得なくなっている。このような課題を解決するために、ポータブル機器にも搭載可能な小型薄型化で耐衝撃性が高い振動吸収機構を試作し、対物レンズアクチュエータで発生する振動を吸収することでディスク振動を抑制し、小型光ディスク装置のサーボ特性を向上することができた。