抄録
ストライプ型構造の液晶素子で格子を作成し、位相が90度シフトした三角波強度分布を有する2相の格子パタンを物体に投影して2相画像を検出する。2相画像の特定の強度範囲を設定して、強度がほぼ直線的に変化する領域を交互に選択する。各直線領域の位相幅を90度とし、4個の直線領域のグループを位相算出の1周期とする。各直線領域の強度振幅、あるいは画素数を位相変換の基準値とし、その直線領域内の画素の強度、あるいは画素位置を前記基準値との比例演算で位相分布に変換する。各領域の位相を接続して全画面の位相分布を算出する。2回の格子投影と線形演算により、高速で簡素な位相分布の検出が可能である。