抄録
流体挙動はマイクロな領域ではマクロのそれと壁面や流体の粒子性等の影響により異なる.また,μTASやDNA分析等の化学·生物的な分析において、マイクロ流体の特性や混合状態を評価することは理論的解析やシミュレーションを行う上で必要となるものである.さらに,壁面の影響を明らかにすることは新たなマイクロ流体の輸送法にもつながる可能性がある.そこで本研究ではマイクロチャンネル内の流体挙動を観察することでチャンネル寸法,壁面状態及び流れ場の関係を定量的に評価することを目的とする.具体的に半導体プロセスによりマイクロチャンネルを製作し,マイクロPIVを用いた生体流体の流れ特性を評価した.