抄録
アルミニウム合金は自動車,船舶,車両,飛行機などの輸送機械に使用されている.これらを加工する技術として溶接は不可欠な方法である.熱伝導率の大きい本合金を溶接するためには高パワー熱源であるレーザ光が有効である.入熱量が少ないため熱歪みが小さく,アスペクト比の大きい溶接が可能であるが,レーザ加工機の出力変動や材料表面の状態変化が溶融形状に大きな影響を与える.そこで,2台のレーザ加工機を用い,レーザ出力変動の影響を調べた結果,溶融形状の変化と良く対応していることが分かった.又,パルス列が溶融欠陥の抑制に有効であることも明らかにした.