抄録
小径内面の研削加工においては、直径が数mm程度の小径砥石が用いられる。低い研削抵抗や小さい加工面粗さおよび長い砥石寿命などの観点から、回転速度が数十万rpm以上の高速スピンドルを用いざるを得ないのが現状である。本研究では、小径内面の研削加工において砥石回転速度を比較的低くおさえても研削抵抗や表面粗さが大きくならないように、また内面を研削するときに起きやすい砥石の目詰まりも低減するように超音波援用研削を試みる。本報では、試作した超音波振動スピンドルとそれを用いた二、三の研削実験について述べる。