抄録
専門分野ごとに複数の部門で分散して協調設計を行うとき,優れた製品の創出には部門間の情報交換を如何に効果的に行うかが重要な鍵となる.そこで本研究では,分散環境下にある部門が別個に担当部分の最適化を繰り返し,それらの部門間で設計案を交換し,製品全体の設計を協調的に行い最適化する手法を提案する.この際の部門間の情報交換スキームを複数提案し,それらの比較を通して,効果的な統合最適設計環境について議論する.そして,プラットフォーム型の宇宙オープンシステムの設計問題に本手法を適用してその有効性を示す.