精密工学会学術講演会講演論文集
2003年度精密工学会春季大会
セッションID: C06
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MEMS実用化技術(2)
極狭所におけるマイクロ反射ミラーの非破壊計測に関する研究
前田 龍太郎小林 健*単 学伝
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抄録
MEMS部品の非破壊計測及び評価はMEMS製品の実用化に対して極めて重要である。本論文では、光スイッチ用のマイクロミラーの反射面及び該ミラーを成形する金型の側面を評価する走査型プローブ顕微鏡(SFM)を開発し、MEMS部品の測定を試みた。開発したSFMは精密な精密な微動機構と位置決め機構を有し、また自己検出型カンチレバーを用いている。このため、極狭所におけるマイクロミラーや金型をアクセスし、ミラーの反射面を評価する事ができた。従って開発したSFMはMEMS製品の実用化において有力なツールであることを実証した。
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© 2003 公益社団法人 精密工学会
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