精密工学会学術講演会講演論文集
2003年度精密工学会春季大会
セッションID: M64
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圧電アクチュエータ
圧電ブレーキの研究(第1報)
ドラム型の試作
*青柳 学小柳 有爾内山 勝之富川 義朗
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抄録
積層圧電アクチュエータ(MPA)を用いて高速動作可能なブレーキが構成可能である。幾つかの構成が考えられるが、本報告ではドラム型圧電ブレーキについて報告する。少なくとも2つのMPAによってドラムの直径を変化させ、ドラムの外側に配置されるホイールとの摩擦力によりブレーキトルクを発生させる構成である。印加電圧100Vにおいて、トルク0.1Nm, 応答速度200μsの特性が得られ、高速圧電ブレーキの動作が確認された。
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© 2003 公益社団法人 精密工学会
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