精密工学会学術講演会講演論文集
2004年度精密工学会秋季大会
セッションID: K04
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精密・超精密位置決め(1)
NCテーブルの実時間動特性計測と実時間修正逆伝達関数制御
位置決め制御結果の検討
森本 喜隆市田 良夫佐藤 隆之介*海野 徹
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抄録
工作機械に用いられているボールねじ駆動送りテーブルは,ロストモーションに伴う非線形挙動により,円弧軌跡切削加工時の象限突起が軌跡精度に悪影響を及ぼす.実逆伝達関数制御は軌跡精度の向上には効果的であるが,非線形な系に対する効果はいまだ検証されていない.
そこで,本研究では,逆伝達関数制御に用いる動特性パラメータをテーブルの移動時に実時間で計測し,ロストモーション発生時の動特性パラメータの変化を測定する.
本発表では,NCテーブルを制御対象として位置決め制御した結果について報告する.
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© 2004 公益社団法人 精密工学会
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