実用的な位置決め制御のためのアンチワインドアップ方法とその効果 NCTF制御の特性改善

佐藤 海二

doi:10.11522/pscjspe.2004A.0.495.0

2004年度精密工学会秋季大会

セッションID: K06

DOI https://doi.org/10.11522/pscjspe.2004A.0.495.0

会議情報

主催: 社団法人精密工学会

精密・超精密位置決め（2）

実用的な位置決め制御のためのアンチワインドアップ方法とその効果

NCTF制御の特性改善

*佐藤海二

著者情報

キーワード: 位置決め, 制御, 飽和, アンチワインドアップ, ロバスト

会議録・要旨集フリー

詳細

抄録

筆者はこれまでに,設計が容易で実用的な位置決め制御として,規範特性曲線(NCT)とPI要素を利用したNCTF制御を提案し,その特性を示してきた.本報告では,まず従来のNCTF制御では積分ワインドアップが特性劣化要因となることを示し,次いでNCTF制御の利点を維持できるアンチワインドアップ方法を検討し,その効果を明らかにする.さらに外乱オブザーバを利用した外乱抑制制御系との性能比較結果を示す.

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）