精密工学会学術講演会講演論文集
2004年度精密工学会春季大会
セッションID: G80
会議情報

先進超精密切削加工技術(2)
無酸素銅切削現象に及ぼす特殊雰囲気の影響
窒素ガス噴射による被削性向上
金枝 敏明*林 錠司島田 尚一樋口 誠宏横溝 精一
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
 単結晶ダイヤモンド工具による無酸素銅の超精密切削において、加工雰囲気を窒素雰囲気にして低酸素分圧下にすることで、工具摩耗が抑制されることがわかっている。これは窒素雰囲気により、工具-被削材間での酸化還元反応が低減されることに起因している。 本研究では、無酸素銅の旋削加工時に工具切削点に向けて窒素噴射、酸素噴射を行い、特殊雰囲気が被削性や加工面性状といった切削現象に与える影響を調査した。
著者関連情報
© 2004 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top