精密工学会学術講演会講演論文集
2005年度精密工学会春季大会
セッションID: A53
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三次元造形(3)
熱硬化性樹脂含浸によるSLS造形品の透明化
*山田 英典新野 俊樹
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抄録
光造形法は透明部品を作成できる唯一のRP手法であるが,材料が光硬化性樹脂に限られるため強度が弱い.一方SLS法はPAなど高強度な熱可塑性樹脂で造形できるため実部品に近い強度が得られる.筆者らは既に光硬化性樹脂含浸によるPS造形品の透明化を確認したが,光硬化性樹脂の硬化不良などで高い透明性は得られなかった.本報ではSMMA造形品に熱硬化性樹脂を含浸し光線透過率84%,曇度28%のより透明な部品を得た.
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© 2005 公益社団法人 精密工学会
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