精密工学会学術講演会講演論文集
2006年度精密工学会秋季大会
セッションID: D31
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転がり機械要素(1)
クロスローラベアリングの摩擦トルク解析
*藤井 健次
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抄録
粗さ突起接触,流体潤滑トラクション,転がり粘性抵抗および弾性ヒステリシスを考慮して,クロスローラーリングの摩擦トルク計算式を導出した.さらに,ころピッチ円直径124mmの軸受について計算を行い,摩擦トルク特性を検討した.摩擦トルクの主要因は,低速では粗さ突起接触,中高速時は転がり粘性抵抗である.流体潤滑トラクションと弾性ヒステリシスの影響は比較的小さく,特に後者は無視できることもわかった.
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© 2006 公益社団法人 精密工学会
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