精密工学会学術講演会講演論文集
2006年度精密工学会春季大会
セッションID: C09
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工作機械の高速高精度化(2)
結合部動特性の定量化の試み
清水 伸二*升岡 大智坂本 治久山下 健一岡村 秀勇
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抄録
結合部は,減衰特性に優れ,構造体の振動低減のために重要な要素である.しかし,その動特性評価が難しく,十分に特性を活かした設計法は確立されていない.本報では,結合部動特性の定量的評価法の一つとして,特性行列同定法を応用して結合部の動特性パラメータを定量化する方法を提案する.インパルス応答法により得た伝達関数に本手法を適用した結果,精度良く伝達関数を復元しうる動特性パラメータを定めることができた.
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© 2006 公益社団法人 精密工学会
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