インコネル718のμLL切削

抄録

ＭＱＬ切削において発生する浮遊ミストを低減するためには，オイル使用量をさらに低減させ的確かつ連続的にオイルを刃先に供給する必要がある．本研究では，油剤使用量を現在一般的な使用量である1時間当たりミリリットルのオーダから，切削性能を落とさずにマイクロリットルのオーダの油剤使用量に低減させることを目的とし，インコネル718を被削材として，切削実験と流体解析からオイルの的確な供給法を検討した．