精密工学会学術講演会講演論文集
2008年度精密工学会春季大会
セッションID: I05
会議情報

人工関節の耐摩耗性向上に好適な摺動面性状の検討
*澤野 宏割澤 伸一石原 直
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
従来,人工関節の金属コンポーネントの製造において,鏡面仕上げが前提となっている.しかし,表面性状と摩耗の関係が明らかにされておらず.鏡面が最適とは限らない.そこで,本研究ではUHMWPEをピン,金属材料をプレートとしたピンオンプレート摺動実験をおこない,金属プレートの表面性状と摩耗の関係を調べた.実験の結果,ディンプル形状が耐摩耗性向上のために有利な表面性状であることを明らかにした.
著者関連情報
© 2008 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top