精密工学会学術講演会講演論文集
2009年度精密工学会秋季大会
セッションID: A14
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ぬれ性パターンを援用した微粒子の自己整列(第8報)
ぬれ広がり形状と微粒子整列幅の関係
*成田 行人金子 新諸貫 信行
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キーワード: 微粒子, 懸濁液
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抄録
微粒子を単分散させた懸濁液から,親水部と疎水部より構成されたぬれ性パターン基板を引き上げると,懸濁液が親水部上にぬれ広がり微粒子が親水部上に整列する.本報告では,表面張力や微粒子の粒径など、懸濁液を構成する要素が,整列部における微粒子の振舞いと,整列結果にどのような影響を及ぼすかを調査した.懸濁液の物性が,微粒子の整列速度と供給速度の比と,親水部における被覆率を変化させることが明らかになった.
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© 2009 公益社団法人 精密工学会
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