精密工学会学術講演会講演論文集
2010年度精密工学会春季大会
セッションID: B19
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粒子法とGPUを用いた多面体間の干渉判定の高速化
*成田 達也長谷川 裕二乾 正知
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抄録
多面体間の干渉判定は,コンピュータアニメーション,ゲーム,CAD等で頻繁に用いられる重要な技術だが,ポリゴン数が増加すると判定に膨大な時間を要することが問題となっている.この問題を解決するために,粒子法とGPUを利用した高速な判定アルゴリズムの開発を進めている.本手法では,多面体の表面を覆う粒子群を定義し,各粒子とそれと交差するポリゴンの関係付けを行う.GPUを利用して粒子間の干渉を高速に判定し,その結果に基づいて干渉するポリゴンを絞り込むことで,ポリゴンデータだけに基づいて干渉判定する場合と比較して計算時間の短縮が可能となる.
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© 2010 公益社団法人 精密工学会
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