精密工学会学術講演会講演論文集
2011年度精密工学会秋季大会
セッションID: L13
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円運動軌跡に生じる2つの山の象限突起とその補正
*樋口 拓郎国貞 宏道国井 嘉則佐藤 隆太堤 正臣
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抄録
ボールねじ駆動の送り駆動系で円運動を行うと,軸の運動方向反転時に生じる摩擦力変化によって運動軌跡に象限突起が発生する.本研究では,ボールねじの予圧方式によって摩擦特性が変化し,象限突起に2山の突起形状が生じることを明らかにした.そこで,新たに考案した摩擦モデルを基に,象限突起補償器を開発し,その効果を検証した.シミュレーションと実験で2山の象限突起を大幅に抑制できたので報告する.
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© 2011 公益社団法人 精密工学会
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