抄録
テンプレート画像における参照画素数を大幅に削減することによって高速化を実現するアルゴリズムを提案する.画像の濃度共起情報を利用し,発生確率が低いほど独自性が高いとして優先的に利用することで,画像全体の0.4~1%の画素数で高信頼のマッチングを実現した.また,これを更新型テンプレートマッチングに応用し,背景変動をモデリングして前景部分を重視することにより,時間的にもロバストな性能を達成した.長時間にわたって撮影したプリント基板画像数千枚による実験により,目的の部品を安定的に認識可能なことを確認した.