精密工学会学術講演会講演論文集
2011年度精密工学会春季大会
セッションID: A19
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ワイヤ放電加工における交流高周波電源を用いた形状加工精度の向上
*酒井 洋三後藤 昭弘中島 俊雄種田 淳真柄 卓司橋本 隆
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抄録
水を加工液とするワイヤ放電加工においては、面粗さを追求する場合は交流高周波電源により、0.3~05.μmRz以下は達成されている。しかしながら、要求加工精度が1~2μm以下の超精密金型に対しては、交流高周波電源の加工特性により真直精度の悪化および形状の変形により、面粗さと形状加工精度を両立させることが困難であった。本研究では、交流高周波波形に休止時間を挿入することにより、上記の問題を改善させたので報告する。
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© 2011 公益社団法人 精密工学会
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