精密工学会学術講演会講演論文集
2012年度精密工学会秋季大会
セッションID: C01
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CFRP材加工の高能率化におよぼす切削特性
*萩野 将広井上 孝司
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抄録
航空機や自動車の構造材料としてCFRPが利用されている.この材料をトリミング加工する場合,炭素繊維のケバ立ちや層間剥離が問題となっている.本研究では炭素繊維配向が擬似等方型と直交型(平織)のCFRP材に対して,HSS,窒化+HSS,超硬工具,超硬+TiAlN工具の4種類とPCD工具で刃形状が異なる2種類のエンドミル工具を使い材種がおよぼす切削特性の違いを調べた.結果,PCD工具で直刃形状が最も工具寿命が長く,炭素繊維のケバ立ちを発生させない事がわかった.
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© 2012 公益社団法人 精密工学会
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