精密工学会学術講演会講演論文集
2013年度精密工学会秋季大会
セッションID: F39
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断続切削中のDLCコーテッド工具すくい面摩擦特性に及ぼす切削/非切削長さの影響
*横田 知宏澤 武一横内 正洋
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抄録
これまでに,DLC(ta-C)コーテッド工具でアルミニウム合金(A5052)を断続切削すると,工具すくい面の摩擦係数が初期の高い値から切削の進行に伴い低下する現象を見出した.本研究では,切削部と非切削部の長さを変化させて切削実験を行い,摩擦特性に及ぼす影響を調べた.その結果,摩擦係数低下は,開始から約100回までは切削部の切削回数に依存し,それ以降では累積切削距離に依存することが分かった.
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© 2013 公益社団法人 精密工学会
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