シリコーン樹脂膜を用いた薬物透過測定用人工脂質膜デバイスの開発

宮川 雄太; 初澤 毅

doi:10.11522/pscjspe.2014S.0_481

2014年度精密工学会春季大会

セッションID: F37

DOI https://doi.org/10.11522/pscjspe.2014S.0_481

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主催: 公益社団法人精密工学会

シリコーン樹脂膜を用いた薬物透過測定用人工脂質膜デバイスの開発

*宮川雄太, 初澤毅

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キーワード: 薬物透過分析, マイクロ人工脂質膜, シリコーン樹脂

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抄録

創薬の際，薬剤候補の絞込みのため細胞膜透過性の評価が行われるが，従来用いられる単一細胞層や人工膜には，長期培養，実際の細胞膜との差異等の問題がある．そこで本研究では，人工脂質二分子膜を用いた薬剤の膜透過性測定法を開発する．200μm径の微小孔をもつシリコーン樹脂膜で隔てた微小ウェルを作製し，樹脂膜への有機相の吸収を経て二分子膜を形成する．各ウェルの濃度変化を蛍光・分光測定し，受動膜透過性を評価する．

責任著者(Corresponding author)

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