精密工学会学術講演会講演論文集
2014年度精密工学会春季大会
セッションID: H09
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スパッタリング法によるTi-Si多層薄膜の作製とその自己伝播発熱反応挙動
*井上 尚三南端 章也吉木 啓介生津 資大
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抄録
前回、Niフリーで自己伝播発熱反応を生じる材料としてTi:Si=5:4の組成比を持つTi-Si系多層膜がその有力な候補であることを報告した。現在、膜組成の探索範囲を広げると共に、一層対厚さと総膜厚が自己伝播発熱反応に及ぼす影響についてより包括的な調査を進めている。その結果、Ti:Si=1:2の多層膜においても安定な反応を生じること、25nm程度の一層対厚さの材料で最も反応が顕著であることなどが明らかとなった。
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© 2014 公益社団法人 精密工学会
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