精密工学会学術講演会講演論文集
2015年度精密工学会春季大会
セッションID: J19
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焦電効果を用いた高温環境用アクチュエータの試作・評価
*野口 祐也神田 岳文鈴森 康一
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抄録
焦電効果はキュリー点付近で極大値を取ることが知られており、高温環境では熱機械変換効率が向上する。本研究では、高温環境におけるPZTの焦電定数を評価し、室温と比較して2.5倍の値を示すことを確認した。さらに、焦電効果を用いて積層圧電アクチュエータの駆動実験を行った。温度制御を行った際に、温度変化量に比例した出力が得られることが分かった。
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© 2015 公益社団法人 精密工学会
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