精密工学会学術講演会講演論文集
2015年度精密工学会春季大会
セッションID: K18
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かしめ縫合デバイスの設計指針の検討
*芦葉 裕安藤 岳洋小林 英津子近藤 良一月原 弘之小野 稔佐久間 一郎
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キーワード: 医療機器, 縫合デバイス
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抄録
縫合作業をより簡便にするため,錨型の金属に糸を挟み加締めて固定するという手法を用いたデバイスが開発された.このデバイスは結紮を要さず操作が簡便であるが,開発された錨型金属は性質上特定の糸と持針器以外に適応は難しい.本研究ではデバイスの適応範囲を広げるため,FEMによる錨を加締めたときの弾塑性変形の解析や,糸の固定力に関する実験を行うことで,使用する糸や持針器に応じて適切な錨型金属の設計手法を確立した.
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© 2015 公益社団法人 精密工学会
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