精密工学会学術講演会講演論文集
2015年度精密工学会春季大会
セッションID: K19
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ステープラ型肺がん部分切除デバイスに関する研究
*中村 亮介安藤 岳洋小林 英津子佐久間 一郎
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抄録
ステープラは組織の切断と縫合が同時に出来る手術器具として,腹腔鏡下手術で肺がん切除するときに使われる.ステープラの先端の形状は直線に限られるため,腫瘍と切断面が一定距離を保つ保証が無く,任意の形状に切断することが困難である.一度しか使用できない点でも負担となる.そこで本研究では胸腔鏡下手術において自由曲線での切断・縫合を同時に行い,針の補充が出来ることから交換の必要がないステープラを開発する.
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© 2015 公益社団法人 精密工学会
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