精密工学会学術講演会講演論文集
2015年度精密工学会春季大会
セッションID: K23
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幾何学的錯視図形の線分の長さ判断における方略観察の効果
*村井 彩音石井 雅博
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キーワード: 錯視, 認知科学, 人間工学
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抄録
幾何学的錯視図形を観察する際、人は刺激を見て感じたままに線の長さを判断しているが、いくつかの方略を用いてその刺激を観察することもできる。本研究では、方略を用いた分析的な観察によって幾何学的錯視図形の線分の長さの判断に影響を及ぼすかどうかを実験した。結果として、錯視刺激の幾何学的特徴を無視した観察を行った場合、錯視量に変化が見られるということを示している。
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© 2015 公益社団法人 精密工学会
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