抄録
電解加工は一般的には、電極を負極、加工対象物を正極としてその隙間に電解液を流しながら直流電圧を印加して直流電流を流し、金属を加工する方法である。しかし、今回加工対象とする超硬合金の電解加工においては、両極性の電源で交流を流す必要がある。フルブリッジインバータ回路を試作し、コバルトと炭化タングステンの溶出量を出力電圧の正極・負極の比率で調整をした。しかし、電圧のピーク値が固定であるため細かな制御ができない。パルス幅を変更でき、電圧値を変更できるハーフブリッジインバータの試作回路を製作し、その電源の保護機能と加工特性について調査した。