抄録
自動車の運転では,脚の動きにより加速,減速を行うため,内装部品が脚の動きを妨げることは,事故の原因になりうる.そこで自動車内装部品には,UNECE 規則と呼ばれる国際的な安全基準が定められている.UNECE 規則第 21 号には,ひざが接触する箇所にスイッチやノブ等を配置してはいけないという付則がある.本研究では,この規則の検証を支援するために,コンソール部品の表面のうちニーフォームが接触しうる箇所の検出を行う.コンソール形状を格子状の点群に変換し,格子構造の特徴を利用することで,ニーフォームの接触部を高速に計算するアルゴリズムを開発した.