主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2018年度精密工学会秋季大会
開催地: 函館アリーナ
開催日: 2018/09/05 - 2018/09/07
p. 385-386
微細金型の高精度化や工具寿命の向上等を目的に,極小径エンドミル工具を用いた金型焼入れ鋼の加工技術の高度化に取り組んでいる.左ねじれ工具はバリレス加工が可能で加工精度も良好であるため,仕上げ用工具として有効である.本報では,立壁形状の実金型モデルの加工において,右ねじれ工具を用いた等高線加工と対比し,左ねじれ工具を用いた段切削(肩切削)の有効性の検証を行い,磨き工程を含めた工程短縮の可能性を示した.