主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2018年度精密工学会秋季大会
開催地: 函館アリーナ
開催日: 2018/09/05 - 2018/09/07
p. 96
熱処理時の変形量はその後の加工工程に大きな影響を与える.事前に変形量の想定が可能となれば,後加工時間の短縮が望める.本研究では,冷間ダイス鋼であるSKD11を対象とし,円柱素材の熱処理による変形量に及ぼす寸法比(直径/長さ)の影響を、実験と熱処理シミュレーションにより検討した.その結果,寸法比と変形量には明らかな相関がみられ,寸法比が大きいと変形量が小さくなることがわかった.