精密工学会学術講演会講演論文集
2018年度精密工学会春季大会
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熱処理を施したチタン合金における切削加工現象の可視化
*松岡 大樹余田 裕之西田 典秀亀山 寛司
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p. 341-342

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抄録

難削材であるチタン合金は、航空機材料として使用される場合、熱処理により高強度化され、加工性が悪化する。本報では、熱処理されたチタン合金(Ti-6Al-4V)に対して、ドライ加工における高速度カメラを用いた加工現象の可視化を行った。この可視化により、使用する超硬合金工具の種類によって、切りくず排出性が変化することが明らかになった。さらに表面粗さの評価により加工条件の最適化が可能となった。

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© 2018 公益社団法人 精密工学会
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