精密工学会学術講演会講演論文集
2018年度精密工学会春季大会
会議情報

高密度点群を用いた大型構造物の劣化診断
鉄塔の劣化判定
*篠崎 有希増田 宏
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 571-572

詳細
抄録

大型の鉄塔では,手計測によって劣化の度合いを判定し,必要に応じて補強を行ってきた.しかし,鉄塔全体を手計測で調べることは現実的ではないため,正確な診断は難しかった.本研究では,より正確な劣化判定を行うために,地上からのレーザ計測によって鉄塔全体の高密度の点群を取得し,鉄塔の傾きや歪みを検出する手法について考える.本稿では,鉄塔を構成するアングル鋼の検出を行うことで,鉄塔の傾きを検出する方法を示す.

著者関連情報
© 2018 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top