精密工学会学術講演会講演論文集
2018年度精密工学会春季大会
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酸化ケイ素懸濁液中でのサファイアの鋼円筒棒による加工
*荷堂 剛堤 威博和泉 伸星中本 剛
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p. 91-92

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抄録

サファイアは高硬度であるためその加工は困難である.ところでサファイアは化学的に安定であるが,高温高圧下では酸化ケイ素と化学的反応を起すことが知られている.本研究では,酸化ケイ素の懸濁液中でサファイア表面に対して回転する鋼円筒棒を摩擦させることによって,サファイア表面に円環溝加工を行なった.30分間加工を行い外径4mm内径2mm深さ70 m程度の円環溝を加工することができた.

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© 2018 公益社団法人 精密工学会
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