精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会春季大会
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複数回X線CT撮像によるメタルアーチファクト低減のための撮像姿勢最適化とボリューム合成法
*譚 英麒大竹 豊鈴木 宏正
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p. 109-110

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抄録

X線CTにおいて発生するメタルアーチファクトは、金属によってX線が大きく減弱する事によって発生し、スキャン角度によって発生するメタルアーチファクトは大きく変わる。そこで、スキャン姿勢を変えたCTを適切に合成することで全体としてメタルアーチファクトの削減を行う。本研究においては2回目のCTスキャンに最適な姿勢提案を行い、得られた二つのCTボリュームを合成した結果、有意なメタルアーチファクトの低減を確認した。

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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