精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会春季大会
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スラリー研磨能力に着目した研磨レート分布シミュレーション技術の開発(第1報)
スラリー研磨能力の概念とモデルの検証
*福田 明松尾 尚典望月 宣宏大渕 真志
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p. 134-135

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抄録

本研究では,CMP装置・プロセス開発への応用を目指して,化学的要素と機械的要素の両方を組み込んだ研磨レート分布シミュレーション技術の開発を進めている.化学的要素を特徴づける因子としてスラリー研磨能力の概念を導入することでプレストンの式をモデル化し,スラリー流れや温度分布,研磨圧力分布,ウェーハと研磨パッド間の相対速度分布を考慮できるシミュレーション手法を考案するとともに,その有効性を検証した.

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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