主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会春季大会
開催地: 東京電機大学
開催日: 2019/03/13 - 2019/03/15
p. 215-216
超高速研削を実施する際,砥石ホイールには非常に大きな遠心力と研削力が同時に働くため,ホイールが膨張,振動し,表面精度が劣化する.本研究では,ホイールのコアの材料として,比剛性の高いCFRPを使うことを提案した.コアの性能をさらに向上させるため,CFRPの“異方性”を最大限利用して,積層構成を設計した.解析と実験により,遠心力による膨張,内部の最大応力,接触剛性の観点から、半径方向に積層した砥石コアが最適であることが判明した.