精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会春季大会
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切削液の挙動を考慮したマシニングセンタの熱変位補償
必要な測温点配置の検討
*丸川 裕也木崎 通杉田 直彦齋尾 克男森本 茂夫辻村 真治
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p. 225-226

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抄録

工作機械において加工精度誤差の大部分は熱が原因であることが知られている.本研究では,工作機械全体の温度分布と加工先端部の変位量の関係に着目した.水平型5軸マシニングセンタをモデル化し,実験値と解析値を比較することでシミュレーションモデルの妥当性を評価した.そして切削液の挙動による加工先端部の変位への影響を解析することにより,温度分布測定を利用して熱変位補償をする際に必要なセンサの個数を検討した.

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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