主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会春季大会
開催地: 東京電機大学
開催日: 2019/03/13 - 2019/03/15
p. 225-226
工作機械において加工精度誤差の大部分は熱が原因であることが知られている.本研究では,工作機械全体の温度分布と加工先端部の変位量の関係に着目した.水平型5軸マシニングセンタをモデル化し,実験値と解析値を比較することでシミュレーションモデルの妥当性を評価した.そして切削液の挙動による加工先端部の変位への影響を解析することにより,温度分布測定を利用して熱変位補償をする際に必要なセンサの個数を検討した.